【宮廷女官チャングムの誓い】第三十三話「うぬぼれ」

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医女試験に合格し、ついに修練生となったチャングム。今後、50の試験が待ち受けており、3つ不可を取ると落第となる厳しいものだ。

チャングムは初っ端からシン教授から目をつけられて不可を与えられる。正式な医女でもないのに、チェジュドに戻る途中で出会った少年を治療したからだ。ただ、もう一人の経典を教えるイ教授からは才能を認められ、目をかけられた。チャングムは何とかシン教授の誤解を解こうとするが、「医術を志す品性のかけらもない」と言われてしまう。

画面キャプチャ:Prime Video

シン教授の授業で薬剤の口頭試験は優だったが、薬と毒の筆記試験は不可だった。不可には納得できないチャングムは、「品性のかけらもないとはどういうことですか」とシン教授に問い質すと、「医師が持つ恐れというものに欠けている」との答え。

どうすれば医女になれるのか、何でもやりますと懇願しても「医女になる資格がないから不可をつけたまで」と取りつく島もない。チャングムは、シン教授からどう思われようが他の修練生の炊事、洗濯、食事の世話を買って出て実行に移す。

そんな中、チャングムは、イ教授から「修練生全員が高官の館に行って宴会の席を盛り上げてきてくれ」との指示を受ける。当日のシン教授の授業には出なくてもいいとのこと。実は、彼の指示は、医女を芸者扱いしてもかまわないとの伝統的な考えからきており、王様が決められた禁止事項を破るものだった。

今回見た限りでは、どうもこのイ教授とシン教授はソリが合わないらしく、対立関係にある。また、イ教授の方が地位が高い。結局、居残ったのは、チャングムとシンビという修練生の二人だけ。

今回の見所は、この二人がシン教授の授業に出て、具合の悪い患者の脈を取って病名を確定するまでの二人の一連のやりとりだろう。

シン教授がシンビに病名が確定するまでどれくらいかかるかを聞くと、10日かかるとのこと。彼はその10日までに処方箋を作れと指示する。チャングムはすでに診断を下している。時間がかかることをチャングムに謝るシンビ。

シンビは患者の言うことを事細かくメモしていく。患者とシンビの言葉のやりとりの中で新しい事実の発見に気づくチャングム。

画面キャプチャ:Prime Video

チャングムはやっとシン教授の言うことを理解する。患者さんの状態や生活習慣に目を向けず、自分の知識だけに頼って診断を下していた自分を恥じる。

この口頭試験は無事に済んだが、薬と毒の筆記試験がある。今回不可を取ると落第となるのが我らがチャングム。次回が心配だ。

コメント

  1. とん子 より:

    koreandramaさんおはようございます。シンビ役の方は、以前オールインでスヨンの少女役を演じていましたね。あの時と同様とても清潔感のある女優さんだなと思いました。シンビにぴったり!
    シン教授は昔患者を死なせてしまった過去を持っているようなので、チャングムを見ると昔の恐れを知らない自分と重なって見えたのかな?だから彼女に対して厳しい態度をとるのかもしれません。
    シンビを見て自分のうぬぼれに気づくチャングム。こういうところはさすがですね!

  2. koreandrama より:

    とん子さん、コメントありがとうございます。
    シンビを見て、オールインがなつかしくなりました。確かに、シン教授のチャングムへの厳しい態度はとん子さんのおっしゃるとおりだと思います。また、自分自身のうぬぼれに気づいたチャングム。そういう切り替えの早さが彼女の真骨頂ですよね!

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