チャングムが明国の使者に野菜料理を出してから5日がたった。チェ尚宮が作った宴の料理に満足げな使者。
オ・ギョモが「さあ、あの生意気な女官に罰を与える日がきました」と促す。チャングムは絶体絶命のピンチ。
ところが、使者の言葉は意外だった。「野菜固有の味がしておいしかった」と言う。どうしてさからったのか、との使者の問いにチャングムはこう答える。
「どんな事情があれ、食べる方の害になるものは出してはいけない。ハン尚宮様からその勇気を教えてもらった」
画面キャプチャ:Prime Video
ハン尚宮の料理に対する心意気をチャングムから聞いた使者は感心する。
面白くないのはチェ尚宮。彼女は女官長に太平館の騒ぎが収まったことを伝えたが、その件は伏せてしまう。
ところが人の口には戸が立てられない。皇后の乳母を勤めた尚宮を看取った女官がチャングムであることを知った皇后が長官から太平館でのチャングムの活躍を知ることとなり、当然皇太后の耳にも入った。
一方、宮中から追いやられたチョン最高尚宮がミン尚宮に頼んで町医者に薬を調べさせた結果、その薬には腎臓に悪い成分が入っていることが分かった。宮中から処方されたその薬は女官長の仕業だった。
チョン最高尚宮は、この件を表沙汰にすることをちらつかせつつ、自分をスラッカンに戻すように女官長に詰め寄る。女官長は受けざるを得ない。
やっとスラッカンに戻ることができたチョン最高尚宮。長官は大喜びし、ハン尚宮は涙を浮かべている。
画面キャプチャ:Prime Video
さて、太平館での出来事を知った皇太后は今回の件を二回目の競い合いとしてハン尚宮の勝ちとしてしまう。いよいよ最後の競い合いで最高尚宮が決まる。
しかも、その課題は特に決めないとのこと。つまり、味も良く健康にもいい最高の料理を出すこと。それだけだ。今回の見所はやはりラストシーンだろう。
ハン尚宮が幼い頃ミョンイと出会ったいきさつをチャングムに話す。二人の絆が非常に強いものであることがうかがえる。ハン尚宮は裏庭の木の下で土を掘り返して何かを取り出そうとしている。甘酢だった。二人が一緒にスラッカンにいた頃、どちらかが最高尚宮になったときに信頼の証として貰い受けると約束したものだった。
ハン尚宮が、次の競い合いで使おうとしているその甘酢を器に入れた後、土をかぶせてその場を離れようとすると、自分を呼ぶミョンイの声がする。振り返ると一瞬ミョンイの幻が見えた。
「王様への最高の料理、パルガタンにしたら」「パルガタンに入っている冬虫夏草を見るとあなたを思い出すの。冬の間は昆虫で夏になるとキノコになる。何となく悲しいじゃない。食べた人のためになる。あなたに似ているわ」
画面キャプチャ:Prime Video
ハン尚宮は心に感じるものがあり、親友への感謝の気持ちで一杯になった瞬間だった。うーん、このシーンはジーンとくる。
コメント
チャングムの誓い 第19話 対決
今週のチャングムはすっきりした。
まず明の使者へ出した料理の結論は、ハン尚宮とチャングムの料理人の信念を理解してくれ、大変なお褒めを頂いた事。
それを自分の手柄のように報告したチェ尚宮であったが、それが皇后、皇太后にばれた事。
最高尚宮が女官長の薬の策略を見抜き宮中に戻ってきた事。
明の使者への対応が2回目の料理対決として取り上げてもらった事。
あらゆる事がすっきりでした。女官長とチェ尚宮を追放って言うところまでやって欲しかったけど、それじゃ話が終わちゃうか。
逆に来週が心配だったりして。そのタイトルは「誘拐」、不安・・・・・
koreandramaさんおはようございます。今回はスカーとしましたね。明国の使者には褒められるし、チョン最高尚宮は帰って来たし。
ハン尚宮にとってミョンイはただの親友ではなく、深い海の底から彼女を救ってくれた恩人でもあったわけですね。そして、その娘チャングムに聞かせるなんてなんという運命でしょう~♪
料理バトルで勝つといいですね!
とん子さん、コメントありがとうございます。
まさに形勢逆転の回でしたね。
最後の料理対決が楽しみです。
輪舞曲、どんどん引き込まれていきますね!
これからどうなるのか~~~。。。
来週が待ち遠しいわ(^。^)