【宮廷女官チャングムの誓い】第三十一話「初めての鍼」

宮廷女官チャングムの誓い
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さて、前回から 2 年の月日が流れた。医女チャンドクは、鍼で失敗した罰としてチャングムに洞窟で勉強させていた。洞窟から出た後も、チャンドクはチャングムに「鍼を打ちなさい」と命じるが、どうしてもできない。

いまだに鍼での失敗を引きずっているのだ。チャングムにとって医術も復讐も捨てられない。でも、彼女は自分のごう慢さをひしひしと感じざるを得ない。彼女は、チョンホに言う。「医者の犯す失敗だけが人の命を落とす。

さて、チョンホは、献上に向かう船を、水軍を率いて護衛するためにチェジュドを旅立つことになった。医女チャンドクも同行する。しかし、守りが手薄となるというチョンホの心配が現実のものとなる。

倭寇の襲撃だ。夜の闇を駆けめぐる黒い人影のかたまり。剣も持っている。役所が襲われた。どうやら、倭寇の頭目が病のために進路を変えてチェジュドに上陸したらしい。チャングムや、チェジュドに来ていたトック叔父さん、兵士たちもみんな捕らえられ、牢に入れられる。

医者を捜している倭寇は、チャングムしかその役目を果たせるものはいないことが分かった。頭目の脈を取るチャングム。「鍼を打たないと一週間ももたない。」では鍼を打て、と命じられるが、患者に鍼を打った経験がないと断る。

鍼を打たないと、住民を一人ずつ殺すと脅され、いよいよ窮地に追い込まれる。その最初の犠牲者はトック叔父さんだ。チャングムは「分かりました! やります」と答えた。

しかし、未経験であることに変わりがない。おどおどしつつも医女チャンドクに教えられたことを思い浮かべる。以下の手順だ。

1. 全神経を指先に集中してツボを探す。
2. 絶対に刺してはいけないツボを頭の中で再確認する。
3. 内臓を考えて刺す深さを決める。
4. 鍼と指先を一つにするような気持ちで鍼と指先を一体化させる。

思い切って鍼を刺す。大成功だ。ホッと安堵の表情を浮かべるチャングム。

頭目の意識も戻った。しかし、まだ10日ほどの治療が必要であることを聞いた倭寇らはチャングムも連れて行くという。

一方、チェジュドが倭寇に制圧されたため、兵を率いてチェジュドに戻ってきたチョンホ。倭寇を一網打尽するべくチャンスを狙っている。チョンホとチャングムの手紙のやりとりの結果、倭寇の兵を役所の栽培畑におびき寄せて一気に襲いかかった。倭寇の兵はひとたまりもない。ついに敗走した。「何というザマだ!!」一喝するチョンホ。一足先に逃げていた地方官がやっと現れて「これから反撃しようと思っていた」とヌケヌケと言う。

とにかく、チェジュドには平和が戻り、チャングムも鍼が打てるようになった。でも、このまま何事もなく事が進むワケがないと思ったら案の定、チャングムが敵を治療した裏切り行為で連行されてしまった。

コメント

  1. とん子 より:

    koreandramaさんおはようございます。今回のポイントは倭寇の襲来!チャンドク鍼治療人体実験失敗が元で鍼を打てなくなったチャングム。
    今までどんなときも前に進んでいた彼女でも人の命にかかわれば、こんなにも自信喪失になってしまうんですね。「医術」と「復習」を両立させるには至難の業のようです。
    しかし皮肉にも倭寇患者がきっかけで立ち直ったチャングム。一人安堵し涙を流すのが印象的でした。

  2. koreandrama より:

    とん子さん、コメントありがとうございます。
    確かに、今回、これまでのチャングムとはひと味違って見えました。不安感で一杯になってそこから逃げ出したいほどの自信のなさが伝わってきました。そのあとの安堵した表情といい、イ・ヨンエの演技には引き込まれます。

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