【宮廷女官チャングムの誓い】第二十七話「偽りの自白」

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ネグミの長官の申し入れで、ハン最高尚宮とチャングムが、温泉村で作ったアヒル料理を再度作り味見させる機会を得ることができた。これで二人の身の潔白が証明できると喜んだのもつかの間、味見した女官がやっぱり王様と同じ高熱で倒れてしまう。

画面キャプチャ:Prime Video

チェ尚宮が事前に手を打っておいたからだ。これで万事休す。ハン最高尚宮とチャングムの打ち首は免れない。

それにしても前回から二人にとって悪い方悪い方へと進んでいく。チェ尚宮が地団駄踏んで悔しがった回が遠い過去の出来事のようだ。

ハン最高尚宮、チャングム、アヒルを売った商人への尋問は続く中、この商人が苦しさに耐えきれず嘘の自白をする。「最高尚宮様にアヒルに硫黄を食べさせろと言われました

ハン最高尚宮も意を決して嘘の自白をする。「チャングムは何も知らないのでございます!これは私だけが知っていたことです」これは、何とかチャングムの命だけは助けたいとの一心から出た言葉だった。

うーん、見ていて辛すぎる。誰も悪いことはしていないのに、陰謀の渦の中に巻き込まれた当事者が嘘の自白をさせられる。これほど理不尽なことがあろうかと思わざるをえないシーンだ。

牢の中のハン最高尚宮に冷たい視線を送るチェ尚宮。「あなたにとってミョンイが痛みなら、私にとっては恐れなの」と言う。

画面キャプチャ:Prime Video

チャングムだけは助けて!!」と涙ながらに訴えるハン最高尚宮。チェ尚宮は冷酷な表情のままその場を立ち去る。

結局、ハン最高尚宮とアヒル商人が自白をしたことで刑も確定。ハン最高尚宮とチャングムの刑は当初パンスルの要求どおり、打ち首だったが、何とかチョンホがメグミの長官に命乞いをしたおかげで島流しの刑で済んだ。

今回の見所は、やはりチャングムらが済州島に向かう途中で、チャングムの背中におぶさっていたハン最高尚宮が息を引き取るシーンだろう。ハン最高尚宮の最後の言葉は「宮中に戻っておくれ」チャングムは涙ながらに言う。
こんなのあんまりです。私はもう頑張りません。母は野いちごを食べていってくれたのに、最高尚宮様は薄情なお方です。

画面キャプチャ:Prime Video

このシーンは悲しすぎる。また、チャングムは一人ぼっちになってしまった。

それにしても腑に落ちないのは王様、皇后、皇太后の態度だ。突然、考えることをやめてしまったかのように何のリアクションもない。オ・ギョモの言いなりになっているだけだ。謀反人の処分についてオギョモが王様に言う。
チョガンジョを慕う勢力が事件を起こしています。全員に死罪をお与え下さい。さもないと、また謀反が。。」王様は 「分かった。そうするがよい」と答えるのみ。

これまであれほどハン最高尚宮やチャングムに対して絶大なる信頼を置いていたのに、今回に関して一方的にオ・ギョモの話だけを真に受けている王様の姿は情けないし腹立たしい限りだ。単なる腰抜けだったのか。

コメント

  1. とん子 より:

    koreandramaさんおはようございます。王様に怒りをぶつける気持ち分かります。以前はあれほど2人を褒め称えていましたものね。でもトップにいる人はなかなか現状を知らないのが現実。
    家臣たちが勝手に陰謀のシナリオ作って真実など報告しませんからね。
    ハン尚宮とチャングムの師弟愛には涙です。この2人はただの師匠と弟子ではありません。母と娘です。今のチャングムにガンバレと言うのは残酷ですよね。

  2. koreandrama より:

    とん子さん、コメントありがとうございます。
    今回は見所が沢山あって、特にラストシーン
    は心に残る名場面でした。ますます、今後のストーリーに目が離せません。

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