ラストダンスは私と一緒に「第一話 運命の事故」

ラストダンスは私と一緒に

NYでカメラマンの仕事をしているヒョヌは、久しぶりに帰国。会長が危篤だ、すぐ戻れとの連絡で、戻ったのに、それが嘘だとわかり、唖然とするヒョヌ。
ヒョヌの父親は、グローバルグループの会長で、息子に跡を継がせたいと思っているが、本人に、まったくその気はない。

父は言う。「趣味は仕事の合間に気分転換でするものだ。人生まで賭けるんじゃない。そろそろ仕事に専念しろ。とにかく今夜の式典に参加しろ
ヒョヌの気持ちは全く無視で、俺の言うことを聞けの一点張り。

こういう頑固親父は、どこでもいるよね。子供は親の所有物だと思っている。式典というのはグローバルグループの創立40周年のことだ。その式典で息子をグループのお偉方に紹介し、今後は息子が会社を引っ張っていく、という印象を与えておきたい父親。

ヒョヌの豪邸には、両親と姉、そして会長の片腕とも言うべき弁護士のテミンが住んでいる。テミンは、小さい頃からヒョヌの遊び相手となったり、家庭教師をしたりと、ヒョヌから兄貴と呼ばれ、気心は知れている間柄だ。

式典の日。ヒョヌは、母と一緒に会場内の各面々に挨拶回りをする。母はうれしそうに「息子が帰国しまして」と息子を紹介する。姉とも再会するが、二人の言葉のやりとりを聞く限りは、何となくよそよそしい感じがするので、血はつながっていないのかな、という印象。

会場でヒョヌを見つけたスジンが、うれしそうにヒョヌのもとにやってきた。このスジンは、グローバルグループの大株主のソウル金融会長の娘だ。清楚で知的で、こんなキレイな女性がこの世にいるのか、というほどの美貌の持ち主。ヒョヌが声をかける。
まばゆいばかりだな
彼女も「ヒョヌさんも久しぶりの正装ね
今日だけだよ。肩が凝ってさ
少し苦しくてもすぐに慣れるわよ」と言いつつ、ヒョヌの首元の蝶ネクタイを触って直すスジン。
うーん、男はこういうさりげないしぐさに弱いよね。恋人同士のような雰囲気が漂っていて、いい感じ。

ヒョヌは、父親が「息子には新規事業の総責任者をさせる。外国生活にも飽きたようだし」と他のグループの社長に挨拶するのを聞いて顔色が変わった。帰宅後に会長に食ってかかる。
新規事業とはどういうことだ!
スジンの父親、ユン会長が無担保で資金を融資する、嫁にその力があるなら悪くないだろう」と、二人をくっつけようとするヒョヌの父親は、利害関係しか頭にないのか。いつもこうだ。だけど今度ばかりは従えない」と家を出ていくヒョヌ。

バーでやけ酒を飲んでいるヒョヌの愚痴を隣でテミンが聞いている。「兄貴、俺は7つで今の家にきて以来、親父の言いなりだった。常に姿勢を正し、親父の敷いたレール上で窮屈に生きた。ようやく唯一この手で得た大事なものを捨てろとさ。なぜそれを選んだのか聞くでもなく。今度ばかりは絶対に捨てられない
うーん、この会話から察するに、ヒョヌは母の連れ子なのかな。

とにもかくにも、ヒョヌとスジン。両家の会食の場で、ヒョヌが正直にカメラマンとして本腰を入れると宣言してから、ヒョヌと父親の亀裂は決定的となった。「お前の夢などない!私の前で写真の話はするな!戸籍から抹消するぞ!」とカメラを放り投げて、ネガを破り捨てる会長。
この激怒の仕方が半端ない。何もそこまでしなくても、と言いたくなる。ヒョヌが家を飛び出して車で去っていく。

それから、お馴染みの韓国ドラマ一連の事故、記憶喪失の流れとなる。
ヒョヌが物取り狙いの男の罠にかかり、車に乗せて暗い夜道を走っているところに、突然、その男から刃物を突きつけられて、二人は車の外に出る。反撃もむなしく脇腹を刺されたヒョヌ。偶然通りかかったウンス親子に助けられて病院に担ぎ込まれたものの、彼の記憶はなくなっていた。

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