「愛の不時着」第二話

愛の不時着
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保衛部の車がやってきたときに、間一髪、ジョンヒョクがセリをかくまって、事なきを得た。

セリは、そのとき、経営感覚とも言える損得勘定でジョンヒョクに気に入られようとした。とにかく、ここは北朝鮮。自分が生き残るには、ジョンヒョクに頼るしかない。

しばらくジョンヒョクの家で生活することになったセリ。ただ、韓国の生活と違って、すべてにおいて勝手が違い、不自由な生活を強いられる。

ジョンヒョクが作った食事を運んできても、「もしかして毒入り?」 と疑ってしまう。

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とにかく、自分が韓国の大物ですごいセレブだということをジョンヒョクに伝えた。だから、雑に扱わず無事に帰れるように世話してくれ。

それに対するジョンヒョクの答えは、ノー。

セリは、男は誰でも損得で動くと思っている。ジョンヒョクは、きっぱりと「恩を売る気はない」との言葉。

ジョンヒョクは損得では動かない男ということが分かる。

二人が話している最中に、ジョンヒョクの部下の士官長、あとから他のメンバーもやってきて、セリを見てびっくりする。てっきり、死んだと思っていたからだ。士官長は、セリが韓国のスパイと思い込んでいる。

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セリは、なんとか不時着した場所まで送ってもらうように頼んだ。それから自力で帰るという。

無謀な提案に、士官長はあきれる。
ほっておきましょう、鉄条網を超えないと高圧電流の怖さが分からない

彼ら兵士たちは、交代勤務したばかりで、数ヶ月は中に入れない。とにかく、セリは、韓国へ帰れる方法を考えてほしいと頼み込んだ。

ジュモクは、叔父が船渡しをすればいい、という。小さな船で沖に出て、第三国へ行く大型船と接触する。その船が出るのは3日後。セリにとって3日後は遅い。株主総会があるからだ。彼女にとって人生一番大事な日。跡継ぎが正式に決まるからだ。

ジョンヒョクは、「勝手なことを言うな」と突っぱねる。セリの選択肢は、ジョンヒョクに従うしかない。その条件は、外出禁止。話しかけもダメ。韓国に帰国したら北朝鮮のことは口外禁止。

その代わり、1日二食は肉を食べたいとセリ。

塩の壺の中に肉を入れている、と言うジュモク。おかずは、キムチ倉の扉を開けると、大きな壺の中に入っていた。そこには食べ物が傷まない知恵が詰まっていた。それでも、セリにとっては、キムチ冷蔵庫があればいいのに、と思ってしまう。肉の調理は、練炭の上に網を載せて炭火焼き。若い兵士の故郷の村は、落ち葉で火をおこすという。

ジョンヒョクは、セリに、任務に戻るので、家でじっとしているように伝えた。急用のときは、電話で5番を押せという。彼の事務室につながる。

このあと、セリの電話攻勢が始まった。

毎回「緊急事態なの」の声で電話をかけてくる。

ボディシャンプーがないわ
アロマキャンドルはある?
温水が出ないの

呆れるジョンヒョク。


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不自由な生活の一番は、やはりトイレとお風呂だろう。

お風呂は、外の釜でお湯を沸かしてから、大きなバケツにお湯を入れて、浴室まで運ぶ。力仕事だ。「たらいにお湯を入れたあとは、洗濯バサミで入浴袋を固定すると、温かく入浴できる」と、ジョンヒョクが教えてくれた。まるで一人サウナのようと喜ぶが、一方では、「なんて面倒くさいんだろう」と思ってしまうセリ。

そのあと、ジョンヒョクは副中隊長から重要な情報を得た。なんと、衝突事故をおこした盗掘者が全員死んだとのこと。保衛部にはトラック部隊があるとのことで、「やはり保衛部の仕業か」と怪しむ副中隊長。

ジョンヒョクは、事実を確かめるために、一人保衛部に乗り込んでいった。

彼は、保衛部少佐のチョルガンに、その件を伝え、調査が必要ときっぱりと言った。チョルガンは、許可を出して、平壌の本部へ行くことを命じた。

ジョンヒョクが部屋を出ていった後の保衛部二人の会話を聞くと、やはり何やら企んでいる雰囲気。ジョンヒョクもそのターゲットとなるのか。ジョンヒョクの履歴書には家族関係の記載がないので二人とも身元は分かっていない。

セリが風呂から部屋に戻ってきた瞬間、電気がパッと消えた。停電だ。びっくりするセリ。

真っ暗闇の中で懐中電灯を捜そうとしているときに、誰かがドアをドンドンと叩く音がして中に入ってきた。見の危険を感じたセリは、花瓶を両手に抱えて、相手の頭に振りおろうとして待ち構えた。

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その瞬間相手と目があってよく見ると、ジョンヒョクだった。ホッとしたのか泣き出すセリ。

セリは、「株って知ってる? 1日で価格が数百ウォンも変動するの、30億ウォン、パァになったことがある。そのときよりも悲しい

ジョンヒョクは、手に持っていたろうそくの火を指で消して言った。
もう見えない 心配するな‬‬‬‬‬‬‬。災いのあとには‬‬‬‬‬‬‬幸せが来るものだ‬‬‬‬‬‬‬。きっと何とかなる‬‬‬‬‬‬‬」
ジョンヒョクは、明け方に平壌に行く、と言って出ていった。

セリは、ジョンヒョクからもらった手提げ袋の中身を見て驚いた。ジョンヒョクは、セリのために必要なものを市場で買っていた。韓国製の化粧水、下着、ブラジャーまで。

ジョンヒョクの優しさが滲む一連のシーンに思わずニヤけてしまう。

平壌駅のホームに降り立ったジョンヒョク。改札に向かおうとしているときに、一人の係員に身分証を求められた。

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手渡した身分証には「リジョンヒョク」の名前。これで大丈夫と思いきや、また別の2人の係員がやってきて、連行されてしまった。予審局 調査課の者だという。

3階建ての建物の中に入って部屋に入ると、中には取調官が数人いて、物々しい雰囲気の部屋で取り調べを受けるジョンヒョク。

外貨稼ぎをした人民を、南朝鮮の軍人の前で侮辱した」とい言い張る取調官に対して、ジョンヒョクは、きっぱりと「南に侵入し、文化財を盗んだ違法行為だ」と言い放った。

チョ少佐に調査させれば全て明らかになったのに、君が平壌の本部に送致させたため、全員事故死した。君を疑わざるをえない

盗掘を許可したものに調査させるのは非常識だ」とのジョンヒョクの言葉に怒り出した取調官。ジョンヒョクの胸ぐらまで掴んで罵声を浴びせる。

そのとき、責任副官がやって来て、ガラス越しにジョンヒョクを見て、血相を変えて部屋の中に入っていった。

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責任副官は、いきなり取調官の足を蹴って、言った。
お前は終わりだ。彼は総政治局長の一人息子だ

ジョンヒョクは、総政治局長の二人の息子の一人だった。彼は、兄が事故死していたが、その死は保衛部の仕業と疑っていた。

そんな中、ジョンヒョクは、士官長から、保衛部がセリのいる村を抜き打ち訪問調査するという情報を知ると、彼は、すぐさま、車で村に戻ろうとする。729ナンバーという最高位級クラスの高官が乗る車を猛スピードで運転している。明らかにジョンヒョクは北朝鮮の上級国民。信号無視でも顔パス。

人民班長がジョンヒョクの家を訪問調査するときがやってきた。そばに保衛部少佐のチョルガンもいる。他の兵士と一緒に部屋の中に入っていった。

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ジョンヒョクの家の外のキムチ蔵に隠れていたセリを見つけてしまう。絶体絶命のピンチ。

保衛部に連れて行こうとするそのときに、一台の車がやってきた。ジョンヒョクだった。彼が車から降りて、チョルガンに言い放つ。「僕の婚約者に何のマネですか。銃をおろしてください

今回の見どころは、やはりジョンヒョクとセリの言葉のやりとりの中で垣間見えるジョンヒョクのやさしさかな、と思った。セリのこれまでの固定観念を変えるようなジョンヒョクの振る舞いが印象的だった。

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