太王四神記 第二話「チュシンの星」

太王四神記
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チュシンの王が生まれるとき、青龍、白虎、玄武、朱雀の4つの神器も目覚める。また、その王の誕生を知らせる星も輝く。これが神話時代に神の子ファヌンが残した言葉であり、そのように代々言い伝えられてきた。

西暦374年。その預言通り、天空高く、夜空にチュシンの星が輝いた。虎族の末裔であるファチョンカイは、4つの神器を手に入れるべく、すぐさま行動を起こした。

まず、白虎の神器は鍛冶職人の村にあるらしい。村からは高々と白いのろしが上がっている。その元へ兵を送り込む。次に青龍の神器は百済のチン城にあり、一万の兵を送り出す。

さらに、朱雀の神器は百済のサビ城で目覚めたとのことで、そこにはファチョンカイの本隊を送る。古びた屋敷に逃げ込む母親と娘。母親の手には赤子が抱えられていた。母親がせっぱ詰まった声で娘に訴える。

キハ、この子はお前の妹でお前は姉です。どんなことがあっても妹を守るのですよ」と言いつつ、娘に赤い紅玉を首にかける。

結局、母親は兵士に見つかって殺されてしまい、隠れていたキハが息を殺して見ているときに、兵士は火を放って出て行く。それでも、キハの首にかけられていた朱雀の神器が一瞬にして火を消してゆく。娘と赤子は何とか助かった。倒れている娘のキハは、ファチョンカイの兵士に連れ去られ、赤子は玄武の守り主のコムル村の人たちに助けられた。この子がスジニだ。

結局ファチョンカイが見つけたのは、4つのうちの1つ。キハが首にかける朱雀の神器だけだった。

さて、10年後の西暦384年。キハは、神官として高句麗の天地神堂の門に入って行く。高句麗の17代王であるソスリム王は、余命幾ばくもなく、重臣を一堂に集め、跡継ぎを、王の弟であるオジジに任命した。王は、オジジの息子のタムドクを側に呼んで、こう言う。

お前はチュシンの王となり、チュシン国を再び取り戻すのじゃ、覚えておくのだぞ。四つの神器を見つけ出し、その主人を集めよ。その者がお前の身を敵から守ってくれ、お前の進む道を切り開くだろう。約束してくれるか
「はい」

これが最後の言葉となった。高句麗18代王となったオジジのヤン王は、息子のタムドクに言い聞かせる。
息子よ。お前はまず生き残らねばならぬ。目立ってはならぬ。俊敏で勇敢だということも。人より善良で知恵深いということも

ところで、これらの即位に、王の妹のヨン夫人と夫のヨン・ガリョは大反対。というのは、チュシンの王の誕生を示す星が輝いたとき、タムドクだけでなく、ヨン夫人の子供であるヨンホゲも生まれていたからだ。

今回の見所は、やはり、最後のシーンのタムドクとキハが出会った場面であろう。うーん、この二人の間に流れる何とも言えない空気とも言うべきか、それがいい。

ヨンホゲと同じ10歳の少年となったタムドク。彼が書庫で本を読んでいるときに、書棚にはキハもいた。タムドクはすぐに人の気配に気がついた。

僕は夜明けまで本を読むつもりだ。ずっとそこにいるつもり?御香の匂いがする。たぶん君は神殿の神官だ。君も本を読めばいい。本だって、埃がつまれているより、うれしいさ

突然、脚さばきの訓練をするタムドクに驚くキハ。うまくいかないので、タムドクが「よく分からない。どこがよくないのだろう」と呟くと、キハは、こう答える。「見習いなので、人と話すことはできません。だから書棚に向かって話しています。脚さばきは下半身の力です。そうではありませんか。書棚さま

二人が初めて出会った書庫で交わした言葉はこんなやりとりだった。

コメント

  1. とん子 より:

    koreandramaさんおはようございます。キハは火天会に、スジニはコムル村に!これで姉妹は引き裂かれてしまいましたね。紅玉は神話時代にファヌンがカジンからうばいセオにあげたやつですよね。ここら辺も神話時代につながっているんでしょうか?
    ネタバレになるのであえて言いませんが、ホゲという人間がちと可愛そうな人生を歩んでいきそうです。

  2. koreandrama より:

    とん子さん、コメントありがとうございます!!
    >ここら辺も神話時代につながっているんでしょうか?
    そんな感じですよね。であれば、先の回でキハの紅玉がスジニの手に渡るということか。。。
    おっしゃるとおり、ホゲとタムドクの関係が悪くなるきっかけも含めて、今後の展開に目が離せません。

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