【宮廷女官チャングムの誓い】第三話「夢の宮中」

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前回の流れで、チャングムと母との別れのシーンを未だに引きずっていて初っ端からジーンとくる。
行く当てもなく一人さまようチャングム。お腹をすかせて迷い込んだところは、以前母親が道を尋ねたトック夫妻の家の小屋。

そこで食べ物を拝借しようとしていたところ、酒泥棒に間違われたことがきっかけで、トック夫妻に育てられるチャングム。2年の月日がたって、チャングムは一人でお酒の配達もできるようになった。

画面キャプチャ:Prime Video

しかし、宮廷では、ときの王、ヨンサングンの圧政に耐えかねた臣下たちによるクーデターが進行中。担ぎ上げられるのは、ヨンサングンの異母弟チンソンデグン。彼へのメッセージの伝達役としてチャングムが利用される。

チンソンデグンの前でチャングムは「女官になりたい」と直訴する。はたしてクーデターは成功し、チャングムの希望もかない宮中に上がることになった。そのときのチャングムの顔が本当にうれしそう。

画面キャプチャ:Prime Video

宮廷には、チャングムのような幼い女官見習いが沢山いて寝食を共にする。さっそく一番意地悪なヨンノからいじめの洗礼を受けるチャングム。

その理由は、身分が卑しいということ。部屋から閉め出されたチャングムは涙が止まらない。両親の励ます声が聞こえてくる。こういう回想シーンはたまらない。そして、チャングムは、
テソンカンにある母の料理日誌を探しなさい」という母の言葉を思い出し、王宮の退膳間(テソンカン)に行こうとする。ミドリガメを持っていた女の子ヨンセンは嫌々ながらもチャングムについて行く。

その途中のシーンは、まるで宮廷探検のようでドキドキものだ。逢い引きをしている男女二人。ある部屋の前で礼をしている美少女クミョン。

テソンカンに入った二人は、なんと王様の夜食の皿を落としてしまい、ハン尚宮とミン女官に見つかってしまう。ハン尚宮はチャングムの母の友人。

命も落としかねないこの重大事に、慣れた手つきで、すばやくショウガやレンコンを使って調理するハン尚宮。チャングムは目を見張るしかない。

コメント

  1. とん子 より:

    koreandramaさんおはようございます。第3話ではチャングムの人生を左右する出会いが満載でしたね。本当にムダのないドラマです。
    家臣たちがクーデターを示唆した暗号のようなお酒。これは中国の三国志から引用したそうです。「三国志」の一番最初に出てきます。「三国志」ファンの主人が言っておりました。
    この脚本家はとてもおつなアイデアを出しますね。この「大長今」も実在の人物ですがたった一行であの壮大なドラマを作り出したんですから、天才というほかはありませんね。

  2. koreandrama より:

    とん子さん、コメントありがとうございます。
    三国志からの引用というのは知りませんでした。特定のシーンにそういう意味合いがあることを知るだけでもタメになりますね。

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